江戸城内へ。 弁護士 宮岡孝之
手荷物検査を終えて、高麗門から城内へ。
ここでの見どころは、渡櫓門の向かいにある石狭間です。
江戸城は、藤堂高虎が縄張りを担当しました。
この石狭間も藤堂の指示により作られました。
石狭間の特徴は外部から目立たず、敵が接近すると火縄銃で攻撃するものです。
藤堂は築城に当たり実戦にも対応できる城を作ったと言われています。
藤堂の築城当時の江戸城は、江戸始図で明らかになりました。
大名家として羽柴家の記載があることから、1607年頃の作成と考えられています。
そして、天守閣の場所は、現在の富士見多聞 の近くで、大天守と小天守が連立し、
大手門からは桝形を連続させたものだったようです。
弁護士 宮岡 孝之