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雑記帳

◆[エジプト記] H18.8.23

2006年8月16日 

 

 少年時代、ツタンカーメン展が東京で開催されているという報道がありました。人々は夭折したファラオでありながら、そのような黄金マスクを作ることができた権力の絶大さとその芸術的な姿に感嘆し、その場から動くことが出来ず、長蛇の列をなしたということでした。黄金マスクの神秘性は、やがて考古学に興味を持つようになった理由かも知れません。また、東京には凄いものがあると、東京への憧れを強めたのも事実です。

 そして、今日はその王家の谷に。ツタンカーメンの墓の規模は、各ファラオのものと比較して大変小さなものです。壁面は、通常は洞窟を磨きレリーフで物語りを表すのですが、突然の死のため、荒削りの壁面に絵が描かれているだけです。それでも、ほぼ未盗掘で発見されたために有名になったファラオです。この埋葬品は、最終日にエジプト考古学博物館で見学することになっています。

 その後、ハブ神殿に。ラムセス3世の建立で、戦闘の様子や、勝利に感謝して神に奴隷を捧げるレリーフなどは、どの神殿でも基本的に同じ構図であることが、分かるようになりました。フリータイムでレリーフを見ていると民が税金を納めていると分かるものがありました。いずれの時代でも、民の汗の上に、権力者は存在するということでしょうか

 今夜は、ルクソールからアレキサンドリアまで、オリエント急行で有名なワゴン・リー車と同じ寝台車で移動です。

 午後8時、ルクソール駅到着。ホームに二つの時計がありましたが、一つが9時20分、もう一つは9時15分といずれも違っています。待っている人は何を基準としているのでしょう。そんなことを考えているうちに、予定より15分遅れて到着という添乗員さんの連絡でした。この調子では、明日、何時の到着になるのでしょうか。

弁護士 宮岡 孝之